新・長編連載のお知らせ

≪新・長編連載のお知らせ≫

 若干の準備期間をおいた後、本年8月2日(金)(予定)より、「いのち輝く共生の大地 ―私たちがめざす未来社会―(仮題)と題して、新・長編連載を開始します。
 どうぞ引き続きご覧ください。

青空に白い雲(横長)

新・長編連載の主旨

米中露「三超大国」を基軸に
先進資本主義諸国入り乱れての
醜い多元的覇権抗争の時代。

  国民主権を僭称する
  一握りの政治権力者は
  分断と対立と憎しみを煽り
  民衆同士の凄惨な殺し合いを強制する。

今や世界は生命を蔑ろにして恥じない
倫理敗北の時代に突入している。

  今こそ
  自然観と社会観の分離を排し
  大自然界の生成・進化を貫く
  「適応・調整」(=「自己組織化」)の原理を
  両者統一の普遍的原理に止揚し
  社会変革のすべての基礎におく。

「労」「農」人格一体融合の
抗市場免疫に優れた
新たな人間の社会的生存形態
「菜園家族」を基礎単位に構築される
21世紀の社会構想。

   “生命系の未来社会論” 具現化の道としての
  この「菜園家族」社会構想の根底には
  人々の心に脈々と受け継がれてきた
  大地への回帰と止揚(レボリューション)という
  民衆の揺るぎない歴史思想の水脈が
  深く静かに息づいている。

まさにこの民衆思想が
冷酷無惨なグローバル市場に対峙し
大地に根ざした
素朴で精神性豊かな生活世界への
新たな局面を切り拓く。

  世界は変わる
  人が大地に生きる限り。

 人間復活の高次自然社会を展望するこの “生命系の未来社会論” の核心は、とどのつまり、21世紀の今日の現実から出発して、脱資本主義に至る長期にわたるプロセスのいわば中間項に、「労」「農」一体融合の「菜園家族」を基調とするCFP複合社会 の生成過程を必要不可欠の一時代として措定し、位置づけていることにある。

 まさにこの点において、「菜園家族」社会構想は、19世紀以来、人類が連綿として探究し続けてきたこれまでの未来社会論に対して、あらためて再考を迫るものになるであろう。
 まさしくそれは、19世紀マルクス未来社会論アウフヘーベンの肝心かなめの鍵であり、今日社会の閉塞・混迷自体をも打開する、希望と創意あふれる明日への道でもあるのです。

資本主義セクターC(Capitalism)と、家族小経営セクターF(Family)と、公共的セクターP(Public)の3つのセクターから成る複合社会。

切手(青地に黄色の花)

なお、新・長編連載の詳しい目次一覧等については、近日中に、本ホームページでお知らせいたします。

2024年6月21日
里山研究庵Nomad
小貫雅男・伊藤恵子

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